サンショウウオが棲息する「赤目四十八滝」(三重) | Spiral  ~collection blog ~

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日々の生活の中で、「あっ!これステキ」と感じた出来事を記録・コレクション

旅行パンフレットによく登場する、山岳宗教の聖地『赤目四十八滝』
やっとこの春(5月GW後)に出かける事ができました。
『赤目四十八滝』「日本の滝100選」「森林浴の森100選」「遊歩100選」「平成の名水100選」に選ばれています。

『赤目』の由来は、役の小角(えんのおづぬ)が滝に向かって行を修めていると、不動明王が赤い目の牛に乗って出現したという伝説から来ています。
『四十八』は数が多い事を意味し、また阿弥陀仏が法蔵菩薩の時代に四十八願をたて五劫(ごこう)の思惟をこらし修行を成就したことが由来だとも言われています。
『滝の名前には仏名に因んだものが多く』見られ、これは赤目の自然景観を一大曼荼羅図に見立て、大日如来(毘盧遮那仏)を中心として、千手観音、不動明王、吉祥天、役の行者(えんのぎょうじゃ)などが並び、妙法山の阿弥陀如来を配していることから名付けられたもので、四十八滝を全周することで諸願が達成されることに通じると考えられているそうです。

●さて、交通の便を調べてみると思っている以上に近いです。
名古屋や大阪からでも約2時間です。だと駐車場代は¥800
土産物屋があってそこでお茶やお弁当を購入する事もできます。
また、電車(近鉄特急「赤目口駅」下車)とバス(三重交通)を利用して出かける事もできます。
バスだと10分程ですが1時間に1本です。(HPを確認くださいね)
紀伊半島
赤目マップ♪

●『日本サンショウウオセンター(入山口)』
『赤目四十八滝』の入口には『日本サンショウウオセンター(写真HPより)』があります。ここで入山料¥300を払います。
この『赤目四十八滝』の渓流にはたくさんのオオサンショウウオが棲息しています。驚きですよね。
サンショウウオは夜行性のため、昼間は岩陰に隠れているそうですが時々昼間でも水中を移動したり、岩の上にあがってくることがあるそうです。
『日本サンショウウオセンター』のミュージアム内でも160余匹が飼育されていて実際に見ることができますよ。本物を見たのは初めてでした。
日本サンショウウオセンター

それと「滝まいりスタンプラリー帳」のついた『赤目四十八滝』「見所マップ」をもらいました。
大小様々な滝をつなぐ約4kmの遊歩道は整備が行き届いており気軽なハイキングが楽しめます。途中に茶店やトイレもあって安心です。
お弁当を持ってハイキングの途中で楽しむ事もできます。
また犬も一緒に散策する事ができたり、いろんな楽しみ方ができますよ。
見所マップ●

午後からだったのでどこまでいけるかわからないですが、いざ出発!!
●「行者滝」
一番最初に見える落差約5mの小さな滝。
赤目四十八滝①

●「霊蛇滝」
この滝の上部(橋の向こう側)には「不動滝」があり、その滝壺より流れてくる落差6mの滝。
赤目四十八滝②

●赤目五瀑「不動滝」
《落差15m、幅7m、滝壺深さ10m》
明治中頃まではここより奥は原生林で入ることができませんでした。
赤目四十八滝③

●乙女滝の上部
大きな岩がゴロゴロ。この岩の下を渓流が流れ「乙女滝」となります。
赤目四十八滝④

●「八畳岩」
赤目四十八滝⑤

●赤目五瀑「千手滝」(目安800m・20分)
《落差15m、幅4m、滝壺深さ約20m》
赤目四十八滝⑥

●「護摩の窟(写真HPより)」
弘法大師が護摩を修したところと伝えられ、現在は大師の像が安置され、滝を訪れる人々の安全・無事を守っているそうです。私達もお参りしました。
護摩の窟

●赤目五瀑「布曳滝」
《落差30m、滝壺深さ約30m》
一条の布をかけたように落ちる美しい滝。
赤目四十八滝⑦

●「竜ヶ壷上部(布曳滝上部)」
「布曳滝」横の階段を上がると滝の上部に出ます。底なしと言われるほど深く、竜が棲んでいるという言い伝えがある「竜ヶ壷」の更に上部です。
赤目四十八滝⑧

●百畳茶屋の手前(百畳岩の手前)(目安1829m・50分)
「百畳岩」にある【百畳茶店(写真中央にわずかに映っているのが茶店)】でかき氷を食べました。氷は朝から背中に背負ってここまで運ぶそうです。
ここで引き返そうかと思っていましたが、茶店のご夫婦に「まだ行ける、がんばれ」と励まされ「荷担滝(にないだき)」までは行くことにしました。
茶店の奥さんの話だとこの茶店前(百畳岩)にもよくサンショウウオが現れるらしいです。
赤目四十八滝⑨

●「雨降滝」
渓流と反対側の崖を見上げると岩を伝って雨が降るように飛沫が落ちてきます。虹が見える事もあるそうですよ。
赤目四十八滝⑩

●赤目五瀑「荷担滝」(目安2605m・70分)
《落差8m、前方滝のすぐ上の滝壺深さは約10m》
滝が岩を挟んで2つに分かれて流れ落ちる様子が荷を担っているように見えます。また渓谷随一の景観と絶賛されています。
赤目四十八滝⑪

●「荷担滝」で記念写真
今回は2人とも動きやすいジャージ(笑)♪
杖も借りる事ができましたよ。
赤目四十八滝⑫
この先に最後の赤目五瀑「琵琶滝」 (琵琶の形に似た滝)《落差15m、滝壺深さ10m》がありますがこれは諦めて引き返す事に....
茶店のご夫婦が「早かった!やったらできる(笑)」と笑って迎えてくれました(*゚ー゚)ゞ とても気さくな方達でした♪

●帰りは駐車場付近にいくつか旅館があって手頃価格(¥1000くらい)で日帰り入浴もできるようです。
私達は食事もしたかったので車を少し走らせ「伊賀の湯(三重県伊賀市)」(¥700)で、汗を流し食事をして帰りました。

『赤目四十八滝』はマイナスイオンがいっぱい☆
サンショウウオを見ることができるだろうかと渓流を覗き込んだりしながらの散策でしたがそういうのもまた楽しいですね。
夏休み中は午後7時~9時までライトアップもされるそうですよ。
午後7時以降は駐車場は無料です
今月中にでも涼みに、またもう一度出かけてみようかと思っています(^▽^)

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